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8カ月間で全国330事務所以上が参加！講師が感じた税理士業界のいま
株式会社エヌエムシイ
執行役員・会計事務所企画営業部 部長 木村哲也

10年にわたる業務改革とその実績を公開

私どもは、全国の会計事務所様を対象として、
〝エヌエムシイ税理士法人「実践事例公開」Webセミナー〟を開催しております。
第一部では、代表社員・税理士の佐藤修一を講師に迎え、
税理士法人東京事務所でこの10年にわたって取り組んで参りました業務改革と
その実績についてお伝えしています。

第二部では私、株式会社エヌエムシイの木村哲也が講師として、
これまでの税理士法人で培ってきた実践的な経営ノウハウをもとに、
全国の会計事務所様にさまざまな支援を行ってきた事例をご紹介しています。

今回は、コロナ禍のなか2021年4月から11月までに
セミナーにご参加いただきました332件の会計事務所様のなかから、
「セミナー受講→Zoomによる個別相談会→サービス新規ご契約」
といった一つの流れを通じて、垣間見えてきた税理士業界のいまについて、
セミナー講師の一人である私が感じたことをお伝えいたします。

従来の会場開催とは大きく異なる、「実践事例公開」Webセミナーの特徴

新型コロナウィルス感染拡大の影響下で急速に広まったWebセミナーですが、
税理士業界についても例外ではありません。
「顧客拡大」「在宅スタッフ活用」など、これまで東京、大阪、名古屋、福岡など
全国の主要都市で会場集客型セミナーを実施して参りましたが、
情報発信手段の一つとして、私どももセミナー開催の在り方について大転換を迫られました。
「そもそも集客できるのか」「受講者のPCインフラやリテラシーに問題はないのか」
「講義内容はきちんと伝わるのか」という心配をよそに、
セミナー開催初日4月13日だけでも、全国各地から41事務所にご参加いただきました。

実際に受講された税理士先生からは、
「同業の事例紹介は興味があったが、これまでは会場が遠く参加できなかったので助かる」
「周囲の目を気にせずに内容に集中できた」といった好意的な声が寄せられています。

年間集客数をわずか4カ月で追い抜く

去る2018年「在宅スタッフ活用」をテーマとして、東京、大阪、福岡の3拠点を会場に、
1月から11月まで全19回のセミナーを開催しました。参加数は211事務所265名。
しかし当セミナーは2021年4月から11月まで全15回。参加数は332事務所397名。
実は7月開催までのわずか4カ月で2018年の集客数を追い抜いているのです。

15都府県→43都道府県参加
事務所は広範囲に拡大

2018年はセミナー会場の近隣に所在する会計事務所様が大半でしたが、
本セミナーは場所に縛られないことでその範囲は大きく広がり
15都府県から43都道府県に拡大しました。

アンケート結果の98％が「参考になった」
参加事務所の27％に個別相談を実施

全参加者のうち、約2/3にあたる258名の方にアンケートへのご協力をいただきました。
その結果、「非常に参考になった」「参考になった」というご意見が98％を占めました。
トピックとして印象に残ったものは、「在宅スタッフの活用」「書類のペーパーレス化」
「顧問先とのWebコミュニケーション」が上位3位を占めています。
それを裏付けるように、興味があるサービスでは、
優秀な業務経験者が専属で業務を分担してくれる「在宅スタッフ活用」、
顧問先様との重要書類の共有ややり取りを見える化できる『私書箱』に
50％以上の方が興味を持たれたようです。

セミナーで公開された内容を中心に、個別相談会を希望する税理士先生も多く
アンケートでは「サービスの内容について話を聞きたい」と回答いただいたのは
約15％でしたが、参加御礼の電話やメールにてお話を伺った結果、
大幅に増え約27％にZoom個別相談会を実施しました。

「実践事例公開」Webセミナー実録②へ続く

本記事ははNMC通信第31号にも掲載されております。

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