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2021/03/15

【在宅っくす。導入事例】職員の負担を減らしながら納品精度を上げる

 

スピード感を重視し、職員の負担を減らす

―在宅スタッフの仕事振りはいかがでしょうか。

現在3名の在宅スタッフと契約しています。
在宅スタッフとやり取りを行っている職員全員に聞いてみましたが、
「まじめな印象」「きちんと処理をしてくれる」という意見が大半です。

お願いしている業務は主に仕訳入力です。
原始資料は事務所でスキャンし、作業指示書と併せて作業依頼します。
私の印象でも、作業精度に問題はありません。

―在宅スタッフに仕事を依頼する際、どのような点を工夫されていますか。

最初は時間をかけて作業指示書を作り、在宅スタッフに対して
過保護なくらいに指示を書き込むなど準備をしてから依頼していました。
ところが依頼件数が増えてくると、準備に時間をかけることが職員の負担になるのです。

まずは簡単な指示で依頼をかけてみるなど、
徐々にスピード感を重視するようにしていきました。
もちろん在宅スタッフからは、100%の精度で納品されてこないこともあります。
その時は作業指示書に今後の指示を盛り込むなど、
その都度解決しながら時間をかけて精度を上げていくよう心がけています。

―他の職員の方々の反応はいかがでしょうか。

所長が事務所全体に発信していましたので、
皆も当然「在宅スタッフ活用」を進めるという方針を理解していました。
とはいえ、当初は「どんなことをしているのか」「本当に効果があるのか」と、
皆が遠巻きに様子を伺っている感じはありましたね。

在宅スタッフ活用開始から約6カ月が経った今では、
職員同士がスキャンや在宅スタッフとのやり取りの仕方などを教え合うことで、
助け合いながら進めてくれています。

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