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NMC journal
人材定着のカギ その①
・職員を採用したけど、直ぐに辞めることになってしまった
・せっかく育てて、ようやく担当を任せられる段階にきたら辞められてしまった
「職員が定着しない」という悩みを抱えた事務所の先生は非常に多いことに気付かされます。
募集にお金をかけて、時間をかけて、採用を決めて、
ようやく会社に迎え入れることができます。
そして、一日も早く独り立ちできるように教育をして、
お金では換算できない気苦労を重ねて戦力にしていきます。
それなのに、ある日「辞めさせてください」と言われてしまうのです。
私たちは事務所の先生から退職した理由を伺うことしかできませんので、
本当に先生が気の毒に感じます。
でも、そこには先生の知り得ない本当の退職理由が隠れているのかもしれません。
それは、弊社がおこなっている在宅スタッフの活用にも言えるのです。
在宅スタッフとの契約が長く継続する事務所もあれば、そうでない事務所もあります。
長く継続しない事務所にはどのような傾向があるのでしょうか。
辞めることになった在宅スタッフに確認をしてみると下記のような理由を話してくれます。
・仕事内容の指示が現実に即していなくて、何度も確認をしないといけない
・担当に質問しても回答がない、遅い
・担当が辞めてしまっていて、資料や仕事内容の確認をしても担当者は何もわからない
・ひどい場合は仕事内容の指示もないまま帳簿作成を丸投げされる
・納品期限ルールを無視した急ぎの依頼がある
在宅スタッフさんの話を聞いていると、事務所との契約を解除したいという意向は
ごもっともと感じるものでした。
でも、在宅スタッフさんは「主人の仕事の関係で仕事の継続が難しくなった」など、
本音を伝えることなく辞めていくのです。
先生が職員さんと在宅スタッフさんとのやり取りを少しでも見ていれば、
もしかしたら、早い段階で改善をすることができたかもしれません。
また、在宅スタッフさんが仕事に馴染むまでは「困っていることはないか」と
話しかけてあげていれば、早めに問題解決できたかもしれません。
ときには、在宅スタッフさんに「あなたに仕事をしてもらって助かっている」と
ねぎらいの言葉があっても良いでしょう。
このように職員さんと在宅スタッフさんとの関係において、
コミュニケーションは非常に大切です。
これは所内にいる職員さんにも同じことが言えるのではないかと思えてきます。
ところで、エヌエムシイは在宅活用の立上支援において、
在宅スタッフを紹介するだけではありません。
在宅スタッフが事務所の戦力になれるようサポート期間を設けて支援をしております。
・人材の紹介
・システムの操作指導
・業務完了時の報告ルールの指導
・初作業後の報告内容の確認および必要な指導
・2カ月間、事務所に言いにくいことを相談できるサポート期間の設置
・一定期間経過後、事務所と在宅スタッフとの三者面談の設定
ここまでサポートすることで在宅スタッフとの
WinWinの末永い契約継続が実現していきます。
後は事務所様が在宅スタッフと一緒に仕事をしていることを忘れず、
安易にルールを変えないこと、必要に応じて在宅スタッフさんと
コミュニケーションを取っていくこと、それに尽きると考えています。
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